たまごには、食中毒の原因とされるサルモネラ菌が30,000個に1個の割合で含まれていると言われています。食中毒を防ぐために大切なのは温度管理です。
例えば37℃の環境にたまごを1日置いておくと生食では危険な状態になりますが、10℃以下で保管すれば、50日間置いていても大丈夫だそうです。また、サルモネラは熱に弱く、60℃くらいの温度で死んでしまいます。そのため、たまごはなるべく冷蔵庫で保存し、生食の期限を過ぎたたまごはしっかり加熱調理して、調理後早めに食べることが食中毒を防ぐポイントになります。
お客様から『常温でも保存できるよね?』といった声をいただくのですが、実際卵は季節に関係なく常温(JIS規格を参考に、常温の設定温度は28℃)で保存できます。でもやっぱり、食品衛生法の観点からも、卵は10℃以下での保存が望ましいとあるので冷蔵保存をオススメします。
私たちは定期的にサルモネラの検査をして、安心安全の生産に努めています!
皆さんもしっかり冷蔵で保存し、リスクを減らして美味しく卵を召し上っていただけたら嬉しいです!!