赤たまごが、白たまごより高級感がある気がする、とよく耳にする理由に、黄身の色も関係しているとの噂も聞きます。
実際テレビで、『黄身の色がとっても濃い色ですね』や『鮮やかなオレンジですね』
なんて紹介を見たことがあります。
そのため、赤に近い黄身は、『濃厚で美味しく栄養価が高いため高級!』
そういったイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
実は、黄身の色は鶏が食べるエサで変わってきます!
一般的に黄色と言われるのは、トウモロコシが主食で鶏自身が好きだから。
各養鶏農家は、そのトウモロコシをベースに、様々な飼料を混ぜエサを作ります。
その飼料の中で、唐辛子やパプリカやマリーゴールドも好んで食べるため、先ほどの物を多めに調整して与えることにより、黄身がオレンジだったり赤色に近づいていきます。
逆にトウモロコシの代わりに米を食べてもらうと、黄身が白い卵が産まれるなんて事も聞く事が増えてきたな思います。
ですので、オレンジや赤色が濃厚で栄養が高いとは限らないので、気になった方は直売所でどういったエサを与えているのか聞いてみてもいいかもしれませんね。